キャットフードは猫の年齢によっても変えよう

猫の平均寿命は15年程と言われています。
飼い主は猫の健康を保つ為に栄養や食事の管理に気をつけなければいけません。

猫は年齢によって1日に必要な栄養バランスや摂取カロリーが異なります。

栄養価を考慮したキャットフードを選ぶ事で、猫の健康維持を保つ事が出来る訳ですが、なぜ年齢別でキャットフードを選ぶ必要があるのでしょうか?

今回は猫の年齢に合わせたキャットフードを選ぶ事で、猫にどのような変化があるのか考えてみました。

猫の年齢によってキャットフードを変えなければいけない理由

猫は年齢に応じてライフステージが区別されます。

  • 子猫期 0ケ月~6ケ月
  • 青年期 7ケ月~2才
  • 成猫期 3才~6才
  • 壮年期 7才~10才
  • 中年期 11才~14才
  • 老猫期 15才~18才

若い猫は運動量が多いですが、年齢を重ねると老化によって筋肉量が落ち運動量も減っていきますので、必要とするカロリーも年齢に応じて異なります。

子猫に不足しがちなエネルギーやタンパク質を補うものから、成猫の肥満を予防する為にカロリーを抑えるもの、老猫の消化機能をサポートする役目まで、成長時期に合わせた成分が配合されているのが年齢別フードの特徴です。

やはり栄養バランス等を考えると猫の年齢に応じたキャットフードを選ぶ事が健康をたもつ秘訣と言えるでしょう。

年齢別のライフスタイルや必要な栄養は?

実際、猫は年齢に応じてどんな栄養バランスや生活を考えていけば良いのでしょうか?

子猫期

成長スピードが早いため大量のエネルギーを使うので、高タンパク・高カロリー・高脂肪の栄養が欠かせません。
必須アミノ酸であるタウリン、骨の形成に大切なカルシウム、
リンなどは子猫の成長に重要な成分です。

ですが子猫は、まだ消化機能が発達していないため一度に沢山食べることができません。バランスの取れた食事を1日数回に分けて与えましょう。

青年期

運動量も活発な時期ですので、沢山のエネルギーを必要としています。
食事は高タンパクなものを選びます。時期をみながら青年期用の食事に変えていきます。

この時期にバラエティ豊富な食事を与える事で偏食が減ると言われていますが、子猫期と同じ量・回数を与えてしまうと肥満に繋がるので注意が必要です。

成猫期

タンパク質を多く含む食事を与え過ぎないようにしましょう。
過剰に摂取してしまうと肥満の原因になるだけでなく腎臓に負担がかかりやすくなります。

この時期はもっとも太りやすくなりますのでカロリーは控えめにします。
運動をしている猫であれば体重1キロあたり約70キロカロリーが目安です。
避妊・去勢手術済みで、室内飼いなどで運動をしない猫であればさらにカロリーを少なめに。
食事回数は1日2回ほどで十分になります。

壮年期~中年期

この時期になると猫も老化が始まります。
運動量も少しずつ減って筋肉も衰え始めます。基礎代謝も低下するので食事でのエネルギーは成猫期ほど必要としません。
なので、成猫期と同じ食事量を与えていると肥満の元となり、腎臓や内臓に負担がかかってしまいます。カロリーオーバーにならないように食事内容を見直しましょう。

老猫期

体も細くなっていきますし、必要な1日のエネルギー量もだいぶ減ってきます。
さらに代謝機能の低下によってタンパク質をうまく分解出来なくなります。

腎臓の疾患が多くなるのもこの時期です。腎臓に負担がかからないように、獣医師に相談の上リンやナトリウムが低い食事に切り替えることをお勧めします。
摂取量を減らすのではなくカロリーを抑える食事を心掛けて下さい。

猫の年齢別キャットフードの切り替え方のポイント

健康維持の為には年齢に応じて食事面を工夫しなければいけない事がお分かり頂けたでしょうか。だからといって、今まで与えていた食事を急に変える事は胃腸への負担となり逆効果です。

猫は偏食とも言われていますので、食事を変える際は新しいフードを少しずつ混ぜるなど工夫をして様子をみてください。

毎日与えるものだからこそ、それぞれの成長段階での栄養価を考慮した年齢別のキャットフードを購入する事が健康維持への近道です。